先に押さえるポイント
持ち出すものと、自宅で使う備蓄は別に数えます。家族ごとの個人用品を追加したら、背負って運べる重さを確認しましょう。
防災バッグの中身は、たくさん入れれば安心というものではありません。避難時に運ぶ袋には移動に必要なものを優先し、自宅で使う備蓄は別に置きます。以下の表を見ながら、家族ごとに「用意した」「追加する」を確認してください。
まず分ける:持ち出し用と自宅用
表は横にスクロールして確認できます。
| 用途 | 優先するもの | 確認すること |
|---|---|---|
| 避難時に持ち出す | 飲料水、食べやすい食品、ライト、連絡手段、個人用品 | 完成した袋を自分で運べるか |
| 自宅での備蓄 | 数日分の水・食料、携帯トイレ、生活用品 | 人数×日数で数量を数える |
| 外出時の小さな備え | スマホ用電源、必要な薬、連絡先等 | 毎日の荷物に無理なく入るか |
内閣府は飲料水を1人1日3Lの目安で3日分用意する考え方を案内しています。例えば大人2人の3日分なら18Lで、これは自宅用の備蓄量を考える例です。地域の災害想定に合わせ、1週間程度も見据えて備えます。
出典:内閣府の備蓄・ローリングストック案内(2026年10月6日確認)。
持ち出し袋の中身チェックリスト
表は横にスクロールして確認できます。
| 確認 | 分類 | 準備するもの |
|---|---|---|
| □ | 水・食品 | 飲料水、食べ慣れた食品、必要に応じて食具 |
| □ | 明かり | ライト、適合する予備電池。操作を試す |
| □ | 通信 | スマホ、対応ケーブル、モバイルバッテリー、必要ならラジオ |
| □ | 薬・身体に必要なもの | 常用薬、お薬手帳等の情報、眼鏡など |
| □ | 衛生・トイレ | 携帯トイレ、袋、ティッシュ、ウェット用品、生理用品 |
| □ | 雨・寒さ | 雨具、防寒用品、着替え。季節に合わせる |
| □ | 連絡・貴重品 | 連絡先メモ、現金、必要書類のコピー |
| □ | 移動・合図 | 運びやすい袋、必要に応じて笛など |
数量を一律に決めるより、食べられるもの・使えるものが揃っているかを確認します。食品はアレルギー表示と調理方法も確認してください。ライトやラジオの電池は種類と本数を揃えます。
家族に合わせて追加するもの
- 乳幼児:おむつ、ミルクや離乳食、使い慣れた用品。水や調理条件も確認
- 高齢者や支援が必要な人:薬の情報、補聴器の電池、介護用品、移動の補助用品
- ペット:フード、必要な薬、リードやキャリー、排泄用品。避難先の条件も確認
- 冬や雪の時期:防寒着、手袋、替えの靴下など、濡れと寒さへの備え
濡れ・重さ・取り出しやすさを確認する
- 薬や書類、電池類は小分けにし、濡れを避ける袋に入れる
- すぐ使うライト・雨具などは取り出しやすい場所へ入れる
- 重いものを追加した後で、玄関や階段まで背負って移動してみる
- 家族が別々に避難しても必要な個人用品を持てるよう分ける
- 玄関など取り出せる場所に置き、家族で保管場所を共有する
自宅の備蓄は、使った分を買い足す
ふだん食べる食品や使う生活用品を少し多めに置き、使った分を買い足すローリングストックなら、特別なセットだけに頼らず備えられます。水・食品・携帯トイレなどを「何人分、何日分あるか」で確認しましょう。
家族に何回分必要かは、携帯トイレの人数別早見表と買い足しチェックで確認できます。30回分のセットが何日分になるか、手元の備蓄から不足を計算しましょう。
点検の日を決める
季節の変わり目など、家族が覚えやすい日を決め、食品と水の期限、電池の状態、衣類のサイズ、薬や連絡先情報を確認します。電源の充電・保管間隔は各製品の説明書に従ってください。家族構成が変わったときも中身を見直します。
市販の防災セットを使う場合も、このチェックリストで不足を確認できます。持ち出し袋が完成しても、自宅で数日過ごすための備蓄は別に必要です。
購入・準備でよくある疑問
市販の防災バッグを買った後は何を追加する?
薬、眼鏡、乳幼児用品、介護用品など、家族ごとの必需品を確認します。一般的なセットに含まれているとは限らないので、この中身チェックリストと照らし合わせてください。
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必要な備えを先に確認し、購入は平常時に検討してください。
内容確認:2026年10月6日。公的機関の備えの案内を参考に、持ち出す品と自宅用の備蓄を分けて整理しました。
